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  3. DVの慰謝料金額!DVで離婚したら慰謝料はいくら請求できる?

DVが原因で離婚したら慰謝料はいくら請求できますか?

A: DVを受けたことによる、肉体的苦痛・精神的苦痛に対する慰謝料を取ることができます。状況によって差はありますが、50万円~300万円程の慰謝料をとることができます。

DVの慰謝料請求に必要なDVの証拠とは?

DVが原因で離婚する場合、慰謝料請求を考えているのなら、まずはDVを受けていた証拠を集めることが重要です。


DVの証拠となるもの

・『暴力の場合』

  • 暴力を受けて出来た傷やあざなどの写真。
    病院へ行き、診断書をもらう。
  • 暴力を受けたときの日時や状況など、
    詳細な情報(メモや日記)
  • 暴力を受けている事実を知る人(第三者)
    の証言
  • 暴力が振るわれている現場の映像

・『言葉による暴力(モラルハラスメント)の場合』

  • レコーダーなどで、
    暴言などを録音しておく。
  • 暴言をはかれたときの日時や状況など、詳細な情報(メモや日記)
  • 暴言をはかれている事実を知る人(第三者)の証言
  • 暴言をはかれている現場の映像

なお、DVを受けている側から離婚と慰謝料の話し合いをする場合、2人だけで話し合おうとすることは避けるべきです。 更なるDV被害を受ける可能性があるので、第三者に話し合いに入ってもらうことが必要です。

第三者に間に入ってもらって話し合いをする前に、すぐ別居生活が可能な住居、別居生活を支える安定した収入(新しい就職先)などの準備をしてから、話し合いを行うようにしましょう。

DV被害の慰謝料額

では、DVの証拠が十分揃い、慰謝料を請求することができたとして、DVの加害者にどれだけの慰謝料を請求するのが妥当なのか。


DV被害での慰謝料の計算方法は、不貞行為に対する慰謝料の計算方法と共通する部分があります。


  • 婚姻期間の長さ
  • 相手の収入の高さ
  • 慰謝料を請求する人の年齢
  • 社会的地位の高さ
  • 養育が必要な子供の年齢や人数

・・・など

この条件から、どれぐらいの慰謝料が妥当なのか計算されます。
また、DV被害の慰謝料を決めるには、上記の条件以外に、次に挙げるポイントも加味されます。

  • 身体(精神)的苦痛の度合いの大きさ
  • DVを受けた回数と期間の長さ
  • DVが原因で受けた障害や後遺症の度合いの大きさ
  • DVが原因で精神疾患を患った場合

あくまでも一例ですが、実際の判例から、婚姻期間とDVの内容別に、慰謝料の金額例を挙げてみます。

  • 婚姻期間5年未満 生活費を渡さないという経済的DV
    慰謝料額50万円
  • 婚姻期間5年未満 配偶者からの暴言・暴力などのDV
    慰謝料額100万円
  • 婚姻期間10~20年 配偶者からの暴力により骨折の診断を受けた
    慰謝料額200万円
  • 婚姻期間20~30年 長期に渡る継続的な侮辱や暴行などのDV
    慰謝料額400万円