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探偵になるにはどんな資格が必要ですか?

A: 探偵になるために必ず取らなければならない資格は、特にありません。しかし、実務上、最低限持っておくべき資格やスキル、知識があります。

どうすれば探偵になれる?

探偵に必要な技能は?

探偵には、弁護士や医師などのように国家資格があるわけではありませんし、基本的に「大卒以上」などの学歴による縛りもありません。
ですから、ほとんどどんな人でも探偵になることはできます。

探偵になる方法としては、既存の探偵事務所に就職するか、自ら探偵事務所を開業するかの2つの道があり、いずれもそれ自体には特別な資格や経歴は必要ありません

ただし、探偵として働く者には、守らなければならない法律があります。
それは「探偵業の業務の適正化に関する法律」(通称「探偵業法」)です。

この探偵業法によって、探偵業を営もうとする者は、各都道府県の公安委員会に営業の届出を行うことが義務付けられています。
届出が受理されると、届出番号の付いた《探偵業届出証明書》が交付され、この証明書を持っていることが、探偵業を営むための第一条件となります。
万が一、公安委員会からの認可を受けずに勝手に探偵業を営んだ場合、違法営業として行政処分を受けることになります。

上記に関しては、探偵事務所を開く経営者としての義務ですが、探偵事務所の一職員、つまり探偵として働く全ての者についても、探偵業法にてさまざまな義務や禁止行為が定められています。

例えば

  • 秘密保持の義務
  • 契約時の書面交付の義務
  • 契約時の重要事項の説明義務
  • 犯罪行為、差別、その他違法行為につながる調査の禁止
  • 個人の権利利益を侵害する行為の禁止
など

探偵として働く全ての者は、この探偵業法に則り活動する必要があるのです。

探偵に必要な技能は?

探偵に必要な技能は?

特別な資格を持っていなくても探偵になることはできますが、実務上持っておくべき技能や知識というものがあります。

運転技能

探偵の調査では、尾行や張り込みに車を使うことがよくあります。
そのため、人並みには自動車の運転ができる必要があります。

全ての探偵事務所がそうというわけではありませんが、求人募集の応募条件に「要普通自動車免許」と記載しているところも多いです。
また、バイクなどの小型車両の免許も持っていると、小回りのきく調査ができるため役立ちます。

撮影技能

探偵の調査ではほとんどのケースで、写真や動画などの撮影を行います。

例えば、浮気調査で対象者と浮気相手の密会の証拠を撮影したり、素行調査で対象者の行動を動画に収めたり、など。
そのため、カメラやビデオカメラなどの撮影機材を扱えることは重要なスキルです。


尾行や張り込みのスキル

探偵や刑事が対象者を尾行したり張り込みを行う様子は、イメージはしやすいかもしれません。

しかし実際の尾行や張り込みはとても難しく、やろうと思えば誰でも簡単にできるというものではありません。
探偵として活動するには、この尾行や張り込みについて基礎から学ぶ必要があります。

パソコン技能

探偵の仕事は調査をするだけでなく、調査の結果を報告書にまとめ依頼者に提出するところまで含まれます。

報告書の作成はパソコンを使って行いますので、パソコンのスキルも必要です。
といっても、エンジニアやウェブデザイナーなどの専門職のような高度なスキルは必要ありません。
一般的な入力作業などができる程度の、最低限のパソコンスキルがあれば問題ないでしょう。


法律の知識

前項でご説明した「探偵業法」の他にも、探偵は法律についてある程度の知識を身に着けておくことが必要です。

探偵は警察や弁護士などとは違い、特別な権限が与えられている職業ではないので、調査の際も法律で許される範囲内で行動しなければなりません。
違法行為を行って処罰されないために、関連する法律を把握しておく必要があるのです。

また、依頼者の相談に的確に応えられるように、離婚問題やストーカー問題など、さまざまなジャンルに関する法律について、基本的な部分だけでも理解していることが重要です。

これらの技能や知識に関しては、自分で勉強することも出来ますが、全国にある探偵学校へ通うことで、探偵になる前に技術を身につけることも出来ます。
また、探偵として就職したあとに、経験を積みながら身につけていくこともできますので、今現在、これらの技能や知識を備えていなくても、とりあえず「探偵にはこんな技能や知識が必要なんだ」という事を理解しておきましょう。

どんな人が探偵に向いているのか、探偵に必要な資質について知りたい方は、下記の記事が参考になります。


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